2020年06月01日
市川新太郎先生の論文「Imaging Features of Hepatic Inflammatory Pseudotumor: Distinction From Colorectal Liver Metastasis Using Gadoxetate Disodium-Enhanced Magnetic Resonance Imaging.」が、Abdominal Radiology 誌に掲載されました。 PubMedを見る
【論文解説】
本研究では肝炎症性偽腫瘍と直腸癌肝転移の鑑別に有用なMRI所見を検討しました。肝炎症性偽腫瘍は稀な疾患でしばしば診断に難渋しますが、EOB造影MRIの肝細胞相と拡散強調像が診断に有用である可能性を示しました。
この研究の結果は2016年の医学放射線学会総会で当科の鈴木達也先生が発表した内容に症例を追加して論文化したものです。学会発表から論文化まで時間がかかってしまいましたが、何とか形にできてほっとしております。
市川新太郎