【大西先生 還暦祝い❣】

2021年10月18日

9月吉日、大西先生の還暦パーティー(勿論、3密や会食はなし)が行われました。

大西先生へは「お渡ししたいものがあります、お時間ご都合いかがでしょうか」とお伝えしていたのですが、本当に会の開催をご存じなかった様子で、大学の先生方の口の堅さには驚かされました。

還暦とはいえ、若々しい限りの大西先生。年齢関係なく、私が知る限りtough界のchampionです。好々爺というよりは全くなく、ともすれば好青年が垣間見えるのです。

祝賀会は松田先生の名司会に始まり、会場が和んだところで、小宮山先生のお話で会場の空気がひとつにきりりと引き締まるのを感じました。各方面からのプレゼントと続きました。放射線治療に通ずる「距離計」(ゴルフ)や、ゴルフボール、赤い記念ボールペン、赤い下着、赤いキャップ(エンゼルスの大谷選手をイメージ)などなど。終始、無邪気な笑顔で受け取ってくださいました。学外の先生方、ともすれば懐かしい面々からのビデオメッセージをご覧になった後、佐野さんからのメッセージと続き、大西先生の一言を頂きました。

入局4年目で病棟医長外来医長となった頃のこと。そこから苦労の先にだんだんと「仲間が増えていった」と。まるで同志として続々集まる鬼殺隊のようでしょうか。今まで聞けなかったお話を聞くことができました。中でも、個性豊かな放射線治療グループを統率するリーダーとしての大西先生から、「生まれてきてよかった」との一言が聞けたのが、副幹事冥利です。快くビデオメッセージにご協力くださった学外の先生方にも感謝です。

大西先生が私の年齢頃には、まさにフィルム時代であったでしょう。2次元で位置合わせをし、矩形照射野で「バン」と照射していた頃です。現在の高精度治療に照らし合わせて、治療の進歩はなかなか感慨深いものがあります。鬼滅の刃、ではないですが、継ぐもの、継がれるものという構図が常にあるのだと感じました。人命は残念ながら有限ですが、継ぐという思いこそが永遠なのだと、そして想いが継がれた結果の放射線治療の進歩なのだと実感しました。常に向学を忘れず、好奇心を忘れずに、後続のご指導に当たってくださる先生方の存在を思うと、われらが「柱」の貴重な節目をお祝いできたことに感謝せずにはいられません。会のムードが終始、感謝の応酬であり、皆さん同じ思いだったに違いありません。

なお、流しっぱなしの写真スライドのBGMには、million films(コブクロ)で、放射線科ならではのこだわりを添えてみました。気づかれた方がいらっしゃるでしょうか。齋藤さんが会の様子をzoomで録画し、これまた魔法をつかって編集してくださいました。

ダウンロード期限は125日です。

https://53.gigafile.nu/1205-f6aae0e9d4472f1adf1742cd5805cd861

今後とも、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

                                          山梨県立中央病院 放射線治療科 秋田拝