第7回「MRIを究める学術集会:信州MRI・技術と臨床」に参加しました。~佐野美香~

2016年03月02日

山梨大学 放射線科の関連病院である諏訪中央病院(長野県茅野市)に勤務する佐野です。
去る、2月20日(土) 信州大学医学部附属病院にて第7回「MRIを究める学術集会:信州MRI・技術と臨床」に参加しました。所属大学医局は違いますが、信州大学の放射線科の皆様とは、甲信放射線医学研究会(第41回甲信放射線医学研究会の様子はこちらから・・・)で交流があり、同じ長野県で働いているご縁で信州大学の研究会に時々参加しています(角谷教授の懐の深さに感謝しております)。
今回のテーマは「腹部MRI」についてです。MRIの歴史を振り返りながら、最近の技術まで腹部画像診断の真髄を勉強しました。臨床講演「肝MRI診断の進歩と今後の展望」と題して岐阜大学医学部附属病院 放射線科 臨床講師 五島聡先生のご講演の中で、五島先生と親交の深い肝臓画像診断を専門にしておられる有名先生方(今、有名雑誌に論文を多数載せている、まさに旬な先生方)の「ミレニアムの会」という集まりの話がありました。ちょうど全員2000年卒ということでミレニアムですね。これからの日本放射線医学会の黄金時代というところでしょうか?と思い集まりの写真を見ると、五島先生、信州大学の山田先生など有名どころの先生方に混じって見たことがある人が?当放射線科の本杉准教授がちゃっかり真ん中に!?懇親会で山田先生にお聞きしたところ、五島先生、山田先生、本杉先生はとても仲の良いお友達だそうです。こんなところで山梨の話を聞くとは世間は狭い。講演中、「拡散強調像の新たな解析IVMIの定量化を研究しようかな?と思ったら山梨の本杉先生がホームページに載せちゃってて、人と同じことするのはつまらないから違うことしよう。」とおしゃっており、お友達でありライバルとして切磋琢磨しているいい関係なんですね。
さっそく、家で山梨大学放射線科ホームページを見たら、ホントだ、ありました「IVIM定量の定量化」。
病院にこもらずに外に出て勉強するのもいい機会だな、そして、勉強を怠けたらいかん。と実感した日でもありました。