本杉准教授、市川新太郎先生、韓国磁気共鳴学会大会にて講演されました

2016年03月29日

【本杉准教授から報告】

2016年3月24日~26日,韓国磁気共鳴医学会大会(KSMRM)がソウルで開催され,私と市川新太郎先生が参加しました.

毎年日本磁気共鳴医学会(JSMRM)とのジョイントシンポジウムが開催されていますが,今年は市川先生が肝MRIのシンポジストとして招待され ”Recent Updates of DWI including Non-monoexponential Methods” と題して講演を行いました.

膵MRIのシンポジウムにおいて, 私はProfessor JM Lee (SNUH) と共に司会を務めました.また,2つのセッションで演者として招待されており,Advanced body imaging のコースで”MR elastography-Principle”,腹部教育講演のセッションで ”Liver MRI update” と題した講演を行いました.

韓国磁気気共鳴医学会は4年前からICMRI(国際MR学会)という名を並記しており,会全体の英語化・国際化を積極的に進めています.今回もプログラムの6−7割が英語で行われていました.ディスカッションを聞く限り,決してすべての参加者が英語堪能というわけではありませんが,学会幹部のドクターたちと話をすると韓国がアジアでリーダーシップを取っていくという強い決意が感じられます.今回は,海外から招待したドクターをプログラムコミッティーのメンバーとして組み込み,今後の会の運営について話し合うなど他国を巻き込んで強く国際化を進めていく姿勢がみられました.10年前,いや5年前とくらべても,アカデミーの世界では国境という壁はずっと低くなりました.日本国内だけに目を向けていたのではどんどん後においていかれてしまします.日本のMR学会も少しずつ英語化がされています.私たち日本人も国際化に向けて高い意識をもたなければいけないと改めて思いました.

本杉宇太郎

 

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講演 市川新太郎先生

 

 

 

 

 

 

 

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Professor JM Lee (左)と共に司会を務める本杉准教授(右)

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講演 本杉准教授