集中講義 第8回「ディジタル画像の基礎」報告

2016年04月22日

4月22日(金)第8回

「ディジタル画像の基礎」  講師:佐藤技師

【秋田知子の集中講義日記】 

コントラスト、信号、ノイズについて講義をいただきました。

アナログなものをディジタル化するということ、標本化(空間分解能に関与)、量子化(濃度分解能に関与)、二値画像と多値画像、ビットとバイトについてでした。

ナイキスト周波数が初耳だった私にとっては、「なにそれ、某メーカーの靴を履いてる人?ああ、小学校のとき特にエアーマックスとか流行ったナ・・・」などと時に思考が脱線してしまうような、本来であれば難しい内容でした。しかし話をシンプルにし画像を交えて下さるなどの工夫のおかげで、マトリックスサイズが小さい(=ピクセルサイズ大)とモザイクみたいな画像になる、量子化レベル数が小さいと疑似輪郭として現れてしまうということまで理解できたように思います。ビットのデータ量をバイトに直す計算も初めて知りました。身近なところで、写真の画像でのメガバイトってこういう風に計算されているんだなと知りました。後半は国試の過去問からとの問題演習を経て、理解が深まったように思います。技師さんは学校でこういうことを習っているんだなあと改めて尊敬の眼差しを向けたくなる講義でした。体調不良をおしての講義、ありがとうございました!