集中講義 第9回「造影理論」報告

2016年04月25日

4月25日(月)第9回

「造影理論」  講師:市川新太郎先生

【秋田知子の集中講義日記】 

ダイナミックCTの造影理論についての講義をいただきました。今や当たり前のように普及しているダイナミックCTを世界に先駆けて開始した先代の荒木力先生をはじめ、ここ山梨大学に第一人者が多くいらっしゃることをとても誇らしく思います。

造影CTを「いつも通りでよろしく」との指示があったとき、造影剤をどのように注入しどのように撮影するかについては、放射線科医になって初めて知ったことの一つです。40、70、180秒でのルーチン撮影が基づいているデータや、注入時間と量、果ては造影剤毎の濃度についても、根拠や理論があることに新鮮な驚きを得ました。造影剤はナントカの一つ覚えでHCC→「イオメロン」(しかも何だか高級でおいしそうだしパッケージも緑色)とやり過ごしていた自分。各々の造影剤がどのような特性を持っているかあまり気にしていませんでした。お恥ずかしい。今度造影剤についても読影のときに要チェックや!また、造影剤量・濃度条件を変えたときの専門医と非専門医の読影比較。改めて専門医はすごいなあと思うと同時に、未熟者はなるべくいい条件で撮れるよう、またいい条件で撮っていただいた画像で頑張っていきたいと思いました。