集中講義 第14回 「核医学の安全管理」報告

2016年05月13日

5月11日(水)第14回

「核医学の安全管理」 講師:池川技師

 

【秋田知子の集中講義日記】 

核医学検査で気をつけるべきことというテーマで、主に放射線医薬品についてと、注射時に気を付けることについて講義いただきました。

まずは、すのこでスリッパに履き替える第二の玄関のイメージがあった入口は、専用の履物に履き替えたりする必要は現在ないとのこと。イメージ一新、なんということでしょう。バリアフリーでありました。

注射については、患者間違いをすることで2人の患者に注射できなくなるということ、注射漏れをすると一定期間停滞することから被曝による皮膚障害も考慮する必要があること、正確な検査ができなくなることを知りました。十分なカウントが得られないことで、撮影だけで2時間以上も時間がかかることが想定されるなんて・・・結婚式の前撮りでもそんなにかからなかったぞ・・・一流モデルならあるかな!

とても実務的なお話をいただき、細心の注意を払って検査すべしということを学びました。また、防護三原則にのっとって自分の身を自分で守ることが重要だと改めて思いました。心して臨みたいと思います。