集中講義 第16回「核医学 各論2 その他のRI検査」報告

2016年05月17日

5月16日(月)第16回

「核医学の各論②その他のRI検査」 講師:梅田先生

 

【秋田知子の集中講義日記】

本日は核医学ラストの3回目。心筋シンチ、脳血流シンチ、甲状腺シンチ、肺血流シンチ、副腎髄質MIBGシンチ、副腎皮質アドステロールシンチについてであり、それぞれについて明快な説明をいただきました。心筋シンチでは狭心症と梗塞の鑑別のためにも安静時の画像も必要であること。脳血流シンチでARG法とQSPECT法の2種類があること、事務的なことでは同意書が重要であること。肺血流シンチでは右左シャントのある患者に要注意であること。アドステロールシンチでは甲状腺ブロックが必要とされること等盛りだくさんでした。

全3回をもって核医学全貌の輪郭が見えてきて、核医学を勉強する際の敷居が随分下がったように思います。

しかし、先生ご自身のシンチは何といっても印象的でした。当直明けの頭にも目を覚まされるようでした(ばっちり覚めておりましたが!)。撮った後、ご自身で読影、ご自身でレポートを書いて診断となるのだろうか・・・まさに「梅ちゃん先生」のようなドラマ性を感じました。