集中講義 第19回「MR基礎2:T2緩和」報告

2016年05月27日

5月25日(水)第19回

「MRI基礎2:T2緩和」 講師:掛川技師

 

【秋田知子の集中講義日記】

T2緩和、コントラストについて講義いただきました。

T2強調像では水の多いところが白、すなわちイチクロニシロです(響きがとても気に入りました、ハチクロを思い浮かべたのは私だけでしょうか)。熱平衡状態にRFパルスをかけることで横磁化が生まれ、その後緩和していく過程で縦緩和(回復)と横緩和(磁化減衰)を含んでいることなどの復習から始まりました。T2の由来は36.8%減衰した時間すなわち横緩和時間T2からきていることを初めて知りました。なるほど、T2の差を画像化したものがT2強調像だったのですね。無機質で遠かった存在が、意味を持って身近に感じられてきます。

その後、横緩和が速い理由(スピンースピン相互作用、磁場の不均一での位相分散)を学びました。これらによりT2、T2*(後者では磁場の不均一を加味)のシークエンスの違いが出てくるのですね。一歩賢くなりました。学生のころT2WI(T2 weighted image)をティーニダブリューイチ(!?)なんて読んでいた自分とは、今日でもう訣別しました。たぶん。