集中講義 第26回「IVR-2 血管解剖2」報告

2016年06月14日

6月13日(月)第26回

「IVR-2 血管解剖2」  講師:荒木先生

今回はピンチヒッター、佐々木 優先生からの報告です!

 

【佐々木 優の集中講義日記】

諸事情ありまして代筆です。
荒木拓次先生によるIVR講義第2回です。腹部の動脈の破格と発生を中心に扱った前回に続いて、今回は腹腔動脈や上下腸間膜動脈のつながりについて講演していただきました。血管解剖という意味では前回と類似した内容ですが、今回は主要血管同士のつながり、アーケードが主題です。血管同士のアーケードは、どこか血管が閉塞をきたした場合や塞栓を行った際に、その先が壊死してしまうか側副路にフォローしてもらえるかを判断する上で大切になります。
主要血管同士をつなぐ血管は名前が付いている割には比較的細く目立たないものが多いです。しかしそれらが側副路として機能するときの隆々たるや、まさかそんなに拡がることができたのかと。能ある鷹はなんとやらといいますが何事も余裕余力が必要だということでしょうか。それともさぼってたやつも追い詰められると頑張るだけなのか。。。自分は3年目として何事にも突っ走りたい時期ですが、困った人に手を差し伸べる余裕と勇気は欲しいものです。