本杉准教授、国際磁気共鳴医学会(ISMRM)プログラム委員会に参加

2017年01月25日

国際磁気共鳴医学会(ISMRM)のプログラム委員会がありました.
ISMRM
はとても民主的な学会で,演題の採択から教育講演の企画・演者選びまで学会員が構成するプログラム委員会で決まります.プログラム委員会は60−70名の各分野の専門家で構成されており,出身地やキャリアに偏りが出ないように調整されています.つまり,比較的若い研究者から引退後の著名な研究者までが一同に集まることになります.任期は3年で,基本的に再選はされません.
私はSientific tableではBody (MRI)のテーブルに配属され,抄録の選定(採否)を行い,Educational table では”Cross-cutting and Emerging technology”のテーブルで教育講演の企画・演者選定を行いました.
私は任期1年目でいわゆる新米.でもディスカッションの中では別段特別視されることもなく,言いたいことを言っていました.Educational course ではSunrise session で私のアイデアが採用され,私が全体の企画を任されることとなりました.学会運営の仕事なのですが,高校時代の学園祭の企画に通じるものがあり何とも楽しかったです.この企画は次々回,パリで行われる学会のセッションです.
何から何まで新鮮で,刺激的な3日間でした.
場所は米国南端のジョージア州にあるリゾート島でしたが,堪能したのは朝日と夕日のみ(笑).あとは会議室に閉じ込められたビジーな小旅行でした.

本杉