2018年02月15日
2/ 14(金)18:30より山梨大学医学部キャンパス看護学科教育研究棟1F8109講義室にて
第26回Radiology Forumを開催しました。
講師に熊本大学 大学院生命科学研究室 教授 山下康行先生をお招きし、
「画像診断とAI(人工知能)」と題してご講演いただきました。
内容としては、AIについて3つのステップでご紹介いただきました。
まず始めに「統計学から機械学習」について基礎的な内容について、
続いて「ディープラーニング」の歴史的な背景から現在に至るまでの軌跡について、
最後に「画像再構成に対するAIの利用」について大変わかりやすく解説していただきました。
昨今、業界を問わず話題となっている旬な内容で他科の先生や学生など多くの参加者が
興味津々で聞き入っていました。
印象的だったのは、AIの精度はまだまだの段階で最終的な判断は人間が行う必要があることと、
画像診断の診断支援などAIが得意な部分は一部任せ、医師(人間)としては患者に出来ることに
注力するといった基本に立ち戻るべきではないかと説いていたことでした。
次回は、4月20日(金)18:30から山梨大学医学部キャンパス看護学科教育研究棟1F 8109講義室にて
京都府立医科大学 放射線医学講座 教授 山田惠先生をお迎えして「画像診断の話題(未定)」
についてご講演いただきます。
ご興味のある方はふるってご参加ください。