市川新太郎先生の論文が、Eur Radiol 誌に掲載

2018年08月15日

市川新太郎先生の論文「Magnetic resonance elastography can predict development of hepatocellular carcinoma with longitudinally acquired two-point data」が、European Radiology 誌に掲載されました。 PubMedを見る

 

【論文解説】

1年以上の間隔をあけて2回MRエラストグラフィで肝弾性率を測定していた患者さんをピックアップし、弾性率の変化によってグループ分けして肝細胞癌発生のリスクを後方視的に検討した研究です。
2回とも弾性率が低かったグループは肝細胞癌発生率が低く、1回目に弾性率が高かったグループは2回目の結果によらず肝細胞癌発生率が高いという結果が得られました。
今回の結果から、MRエラストグラフィで肝弾性率を追跡することは意義のあることだと言えると考えています。

市川新太郎