治療装置紹介

山梨大学医学部附属病院 放射線治療センター

山梨大学医学部附属病院 放射線治療センター

2013年4月に本格的に稼働を開始した新放射線治療センターには、トモセラピー、FBCT-CBCT一体型リニアック、さらに画像誘導小線源治療システムなどの最先端放射線治療装置が導入されています。また当科関連施設には、最新鋭のサイバーナイフ治療装置と陽子線治療装置が導入されました。

治療装置紹介

IMRT対応 リニアック

IMRT対応リニアックは、高速CTによる画像誘導放射線治療(Image Guided Radiation Therapy; IGRT)が可能な高精度リニアック装置です。エレクタ社製のリニアック(Synergy)と東芝製のCTでシステム構成された世界で最初に開発された装置です。
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トモセラピー

トモセラピー

トモセラピーの特徴は、他の放射線治療装置と比較し安全・高精度・素早いIMRT治療(強度変調放射線治療)が可能なことです。
国立大学病院では全国で最初に山梨大学病院に設置されました。県内では山梨大学だけに設置されています。
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画像誘導小線源治療システム

画像誘導小線源治療システム

密封小線源治療は、2mm程度の非常に小さいカプセルに密封された放射性同位元素を、がん細胞組織やその周辺に挿入し治療します。リニアックなどの体の外から照 射する方法とは異なりがん細胞にダイレクトに放射線を照射する治療方法です。
アフターローディング治療とは この密封線源を用いた治療方法です。アプリケータという中空の管を体内に挿入し、このアプリケータに沿って放射線源を機械的に挿入し放射線照射をします。子宮などの管腔内にアプリケータ挿入する場合を腔内照射、がん組織に直接刺す場合を組織内照射といいます。
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陽子線治療装置(関連病院)

陽子線治療(関連病院)

相澤病院の陽子線治療装置は、従来装置に比べ主要装置が小型化され、更にこれら装置を立体的(縦型)に配置する世界初の構造となっています。また様々な先進技術が導入され、高精度な陽子線治療を提供できる放射線治療装置となっています。
詳しくは、相澤病院陽子線治療センター のホームページをご覧ください。

サイバーナイフ(関連病院)

サイバーナイフG4は、追尾システムにより0.2ミリメートル以下の精度で病変への照射を可能にしており、より低侵襲で従来型より約2倍の効率的な治療が期待できます。また、従来型と同様な頭部・頭頸部疾患や脊椎疾患ばかりではなく、肺がん、肝がんといった体幹部疾患の治療も容易にできるようになったのが特徴です。サイバーナイフG4を全国に先駆け導入しました。
詳しくは、春日居総合リハビリテーション病院サイバーナイフセンタールート20のホームページをご覧ください。