臨床研究に関する情報公開(診断科)

 当放射線診断科では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の記録をまとめることによって行います。このような研究は、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開することが必要とされております。
 収集したデータは、誰のデータか分からなくした(匿名化といいます)上で、統計的処理を行います。国が定めた倫理指針(「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」)に則って、個人情報を厳重に保護し、研究結果の発表に際しても、個人が特定されない形で行います。
 この研究へのご協力は、患者さんご自身の自由意思に基づくものです。この研究への情報提供を希望されないことをお申し出いただいた場合、その患者さんの情報は利用しないようにいたします。ただし、お申し出いただいた時に、すでに研究結果が論文などで公表されていた場合には、完全に廃棄できないことがあります。情報の利用を希望されない場合、あるいは不明な点やご心配なことがございましたら、遠慮なくそれぞれの研究の連絡先まで、メール又はFAXにてご連絡ください。この研究への情報提供を希望されない場合でも、診療上何ら支障はなく、不利益を被ることはありません。

 現在実施されている臨床研究

研究課題名:畳み込み神経ネットワーク(深層学習)を用いたMR画像上モーションアーチファクト低減【多施設共同研究】

  研究責任者:森阪 裕之(講師)

  研究期間:病院長の許可日 ~ 2023331

  対象となる患者さん:2018年1月1日から2020年8月31日の間に、当院にて、腹部MRI検査を受けた20歳以上の男女の患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書2443

 

研究課題名:動脈径変化とPSE後の門脈圧低下の検討―血行動態モデルを用いたPSE前後の門脈圧変化の予測―

  研究責任者:荒木 拓次(准教授)

  研究期間:2021年1月21日 ~ 2021月9月30日

  対象となる患者さん:2013年1月~20206月に当院でPSE(部分的脾動脈塞栓術)治療を受けた20歳以上患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書2394

 

研究課題名:正常肝患者における造影CT上の門脈体循環短絡の有無の検討

  研究責任者:荒木 拓次(准教授)

  研究期間:2021年1月21日 ~ 2022月3月31日

  対象となる患者さん:2009年4月1日から2020年12月31日に当院で原発性アルドステロン症と診断され、副腎静脈サンプリング前に副腎静脈サンプリング用プロトコールの造影CTを撮像した患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書2393

 

研究課題名:膵MRIを用いた膵T1容積の年齢と性別の影響

  研究責任者:森阪 裕之(講師)

  研究期間:2020年12月11日 ~ 2022月3月31日

  対象となる患者さん:医学部附属病院長の許可日から 2021 年12月31日の間に当院で膵疾患以外の他疾患目的に腹部 MRI検査を受けた 50 歳以上の患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書2362

 

研究課題名:超高速頭部MRI(FLAIR)の実現に向けた新規画像再構成手法の開発

  研究責任者:舟山 慧(臨床助教)

  研究期間:2020年6月16日 ~ 2022月3月31日

  対象となる患者さん:2020年3月1日から2020年4月30日の間に、当院にて、頭部MRI検査を受けた20歳以上の患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書2235

 

研究課題名:門脈血流の変化に対する4D-flow MRIの有用性に関する研究

  研究責任者:荒木 拓次(准教授)

  研究期間:2020年7月15日 ~ 2022月3月31日

  対象となる患者さん:研究機関の長の許可日~2021年12月31日の間に当院で門脈に関連する疾患(BRTO、PSE、門脈大循環短絡塞栓術など)で治療を予定している患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト2287

 

研究課題名:LI-RADSにおけるAncillary featureの重要性について

  研究責任者:森阪 裕之(講師)

  研究期間:2020年4月20日 ~ 2021年12月31日

  対象となる患者さん:2012年1月1日から2017年12月31日の間に当院で肝臓のMRI検査を受けた患者さんのうち、肝癌の疑いまたは肝癌類似の病変のある患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト2223

 

研究課題名:3次元MRエラストグラフィによる肝線維化と炎症予測の検討

  研究責任者:大西 洋(教授)

  研究期間:2020年1月8日 ~ 2024年12月31日まで延長

  対象となる患者さん:2017年3月1日から2023年12月31日の間に当院でMRE検査を行い生検または手術にて肝組織を採取されている入院患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書2179

 

研究課題名:C型肝炎治療後の肝細胞がん発生予測に関する研究(MRI-based assessment of the risk factor for hepatocellular carcinoma of chronic hepatitis type C after anti-viral therapy.)

  研究責任者:清水 辰哉(臨床助教)

  研究期間:2016年7月26日 ~ 2023年3月31日

  対象となる患者さん:当院第1内科で抗ウイルス療法が行われた18歳以上の方で、ウイルス消失後1年以内に肝臓のMRI検査を受けた患者さん

  ※本研究については、同意を得ることが困難なためここに掲示し公開しています。この研究への情報提供を希望されないことをお申し出いただいた場合、あなたの情報は利用しないようにします。詳細は、添付文書をご確認ください。

                詳細は、こちらから オプトアウト文書1506

研究課題名:日本インターベンショナルラジオロジー学会における症例登録データベース事業

  研究責任者:荒木 拓次(准教授)

  研究期間:2018年11月1日 ~ 2023年6月30日

  対象となる患者さん:2013年7月以降に、当院でIVRの手技を受けた患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト1074

 

研究課題名:全国国立大学附属病院におけるCT撮影線量調査

  研究責任者:森阪 裕之(講師)

  研究期間:2019年1月17日 ~ 2023年3月31日

  対象となる患者さん:2017年~2021年の5年間において、毎年11月第3週の診療時間内(夜間・休日を除く)の期間(2018年は11月26日から30日の期間)にCT検査を受けた患者さんを対象

                詳細は、こちらから オプトアウト1956

 

研究課題名:自由呼吸下ダイナミックMRIの有用性に関する検討

  研究責任者:舟山 慧(臨床助教)

  研究期間:2019年2月13日 ~ 2021年12月31日まで延長

  対象となる患者さん:2018年12月1日~2021年9月30日までに、当院にて自由呼吸下ダイナミックMRI検査を実施した方、または、2015年1月1日~2018年10月31日に、当院にて呼吸停止下多時相ダイナミックMRI検査を実施した患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書1964_責任者変更

 

研究課題名:パーキンソン病における新規画像バイオマーカーの検討 磁化率マッピング強調像の有用性

  研究責任者:舟山 慧(臨床助教)

  研究期間:2018年5月29日 ~ 2022年3月31日まで延長

  対象となる患者さん:2018年41日~2021年9月30日、当院で頭部MRIを受けられた方でパーキンソン病もしくはパーキンソン病類似の病気と診断された患者さん、またはパーキンソン病ともパーキンソン病類似の病気を含む神経等の病気とも診断されていない患者さん

                詳細は、こちらから オプトアウト文書1856

 

研究課題名:定量的心イメージング4D flow MRI の有用性

  研究責任者:渡邊 裕陽(臨床助教)

  研究期間:2016年2月16日 ~ 2022年3月31日まで延長

  対象となる患者さん:2016年7月1日から2021年12月31日までの期間に、当院で心臓MRI検査を受けた患者さんおよび、これから受けられる患者さん 

                詳細は、こちらから オプトアウト1434